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ルーブル美術館ー建物内部(2F)その8−
       ードゥノン翼2F イタリア絵画その3ー


グランド・ギャラリーを中ほどまで進むと、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』の展示室があります。ここは、常に見学者でいっぱいです。ルーブル美術館の中で『モナ・リザ』だけはガラスケースに収められていて、厳重に守られているのです。だから、なかなか近づけません。さすがルーブルの至宝です。でもこの部屋には他の絵画もたくさん展示されています。






ヤコポ・バッサーノはヴェネツィア派を代表する画家です。ずっと宗教画ばかり見てきたのでリアルなワンちゃんはとても違和感がありました。 

ヤコポ バッサーノ(Jacopo dal PONTE, dit Jacopo BASSANO)1510-1592
『二匹の猟犬』(Deux chiens de chasse lies a une souche)
1548年
61cmx80cm


これもトンド(円形画)形式で制作された作品です。誰と誰のカップルなのかよくわかりませんが、なんとなく怪しげなカップルに見えます。

Paris BORDON 1500 - 1571
『神話のカップル』(Couple mythologique )
1540年
130cmx124cm


これもParis BORDONの作品です。フローラとは古代ローマの「花と豊穣と春の女神」であり、女性美を象徴するものですが、この絵にはエロチシズムが感じられます。

Paris BORDON 1500 - 1571
『Flore』
1540年
105cmx85cm


ランベルト・サストリスはアムステルダムで生まれ、主にイタリアで活躍し、ヴェネツィアで没しました。ティッチアーノの工房にいたと考えられています。とても美しいヴィーナスです。

ランベルト・サストリス(Lambert Sustris )1510-1560
『Venus et l'Amour 』
1550年
132cmx184cm


やっとルーブルの至宝『モナ・リザ』の前までやってきました。『モナ・リザ』は高さ77センチ、幅53センチの小品です。実際に目の前に立ってみると、思っていたよりもはるかに小さい作品だと感じました。もともとは肖像画として依頼されたというこの作品を、ダ・ヴィンチは依頼主に渡すことなく肌身離さず持ち歩いていたのだそうです。モデルはフランチェスコ・デル・ジョコンドという人の妻であるリザという女性だとの説が有力で、“モナ”は貴婦人を表す敬称です。つまり、モナ・リザというのは名前ではなく「リザ奥様」とでも言うのでしょうか?ルーヴル美術館での正式名称は『La Joconde』となっています。モデルは実は女装した男性だとか、左右から眺めると全然違う表情に見えるとか、多くの謎が隠されているといわれ、常に人々をひきつけています。この美術館の中で唯一厳重な警備でガラスケースの中に守られていて、彼女はルーブル美術館の事実上の女王といえましょう。

レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo di ser Piero DA VINCI, dit Leonard de Vinci)1452−1519
『フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻、リーザ・ゲラルディーニの肖像・通称《モナ・リザ》、《ラ・ジョコンダ》もしくは《ラ・ジョコンド》』(Portrait de Lisa Gherardini, epouse de Francesco del Giocondo, dite Monna Lisa, la Gioconda ou la Joconde )
1503−1506年 油彩 木
77cmx53cm


このなぞの微笑みはやっぱり見入ってしまいます。


組んだ手がとてもふくよかで優しそうです。



ヴェロネーゼは16世紀ヴェネツィア派を代表する画家です。彼が若い頃に描いたこの作品は、劇中の一場面として構成されています。聖書では復活後のキリストが、弟子たちの前に繰り返し出現するのですが…。この絵はキリスト復活の日に二人の弟子がエマオに向かう道中に復活した主(イエス)と出会い、夕食を共します。でも、弟子たちは最初はイエスだと気付かず、食卓でパンを分け祝福する姿を見て初めてそれがイエスであることに気付きます。これはその場面を描いたものです。 イエスが目を空に向け食事の間にパンを祝福というこの神聖なるしぐさによって、二人の弟子はキリストであることに気付き、驚いているのだそうです。でも起こっている出来事にほとんど無関心な一家族を、この宗教的情景の中に描いています。この対比は、どんな意味があるのかよくわかりません。

パオロ・カリアーリ、通称ヴェロネーゼ(Paolo CALIARI, dit VERONESE)1528−1588
『エマオの巡礼』(Les Pelerins d'Emmaus)
1559年頃 油彩 画布
241cmx415cm


前面の子供が場違いに可愛くて目を引きました。



これもヴェロネーゼの作品です。『エステルの失神』という作品です。宗教画には似つかわしくないタイトルですよね。これは旧約聖書のエピソードで、紀元前5世紀のユダヤ民族の滅亡を救った女性の物語です。ペルシャのクセルクセス王は、妃にユダヤ人のエステルを選んだので、ユダヤ民族を憎む重臣が民族を全滅させる陰謀をたくらみました。当時、王に呼ばれもしないのに王のもとに参上して請願するのは死罪であると知りながら、エステルは決死の覚悟で王に事実を訴えます。そのとき、精一杯装いをこらし、この世の最後と着飾って出かけたそうです。古代から、女が勝負に出るときは、一番いい服を着ていくのですねえ。その結果、王はその重臣の陰謀を知って、彼を逮捕し、しかも法を犯したエステルにはおとがめなし。そして彼女は、安心のあまり王の前で失神したというお話です。

パオロ・カリアーリ、通称ヴェロネーゼ(Paolo CALIARI, dit VERONESE)1528−1588
『エステルの失神』(Esther et Assuerus )
油彩 画布
206cmx334cm




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